冤罪だ、しゃけ弁2014年01月27日 20:33

なんか「しゃけ弁当」が「トラウトサーモン弁当」になるとか。昨年相次いでばれた食材偽装(本質は偽キャッチコピーだけど)を受けての消費者庁の判断だという。

ことわざ「羹に懲りてなますを吹く(熱いもので口の中を火傷しそうになったことに懲りて、冷たい酢の物までフーフー吹いて冷ます本末転倒な過剰反応)」の実例としてこれほどピッタリなものはなかろう。

しゃけ弁当」が、偽装をしていたレストランみたいに法外な値段をつけているのならともかく、まったく妥当な値段で売られているから、「**産天然クルマエビ」の値段をつけて暴利をむさぼっていた「偽装」問題とは状況が全く違うのだ。
しかもまだ、件のレストランは「不当利益還元セール」として、国産天然エビをバナメイエビ並みの安売りにかけるという「懺悔」「贖罪」をしていないではないか。

責められるべきはそっちで、まっとうな商売をしている弁当屋ではないはず。
アベノミクス「3本目の矢」はどうやらこういう「貧民ビジネス」事業者に刺さるものらしい。