存立危機武力事態って何だ!?2015年04月19日 13:51

与党安保法制議論で出てきた「存立危機武力事態」というのはわかりにくい、悪熟語の典型のようなものだけど、簡単にたとえると、ヤクザ(暴力団)が、縄張り死守・しのぎの確保、これを犯すやつは生かしちゃおかねえ、と言うこと。もちろんやられる前にたたきつぶす。
さらに、国が「存立危機武力事態」に対処できるなら、国民にも拡大したら、めでたくアメリカのように「危険を感じたらぶっ放して殺しても正当防衛」の銃による自衛社会ができる。外食店もコンビニも武装、いたずらのつもりで爆竹放り込んだらショットガンをあびる。
ストーカーは確実にやられて補償なし(自衛のための正当防衛だから)、メールやLINE、SNSも個人の平穏な日常生活の存立を脅かすとすればぶっ殺して罪にならず。
国家が設定するといかにも正当なように思えるが、個人に引き寄せて考えるとむちゃくちゃなことだということがわかる。